海外のレストランやカフェで注文する時、メニューを指差しながら「I want this.(これが欲しい)」と言っていませんか? 文法的には通じますが、ネイティブの耳には「これちょうだい!」と子供が駄々をこねているような、少しぶっきらぼうな響きに聞こえてしまいます。 現地のウェイターやソムリエとスマートにコミュニケーションを取り、大人の客として扱われるための自然な注文フレーズを4つ解説します。

I’ll have 〜. (定番の「〜にします」)

レストランでの注文において、最も標準的で間違いのない絶対的な定番フレーズです。

Could I get 〜? / Can I get 〜? (フレンドリーな「〜をもらえますか?」

 カフェやカジュアルなレストラン、または追加の注文をする時に非常にこなれて聞こえる表現です。

I’d like 〜. (少しフォーマルな「〜をお願いします」)

「I want」を丁寧にした表現(I would like の略)で、少し高級なレストランや、細かいリクエストを伝える時に最適です。

  • ニュアンス: 落ち着いたトーンで「〜を希望します」と伝える、大人の品格が漂う表現です。ホテルの予約や飛行機の座席希望などにも使えます。

  • 実践例文

    • ステーキの焼き加減など、具体的なリクエストを伝える時
      “I’d like the steak, medium rare, please.”
      (ステーキをミディアムレアでお願いします。)

    • ワイナリーのテイスティングで、特定の銘柄を試したい時
      “I’d like to try the Pinot Noir from 2018.”
      (2018年のピノ・ノワールを試してみたいのですが。)

I’ll go with 〜. (迷った末の「〜でいきます/〜にします」)

いくつか選択肢がある中で、決断を下した時に使う非常にネイティブらしい表現です。

  • ニュアンス: 「色々と迷った結果、これと一緒にいく(これを選ぶ)ことにするよ」という思考のプロセスが見える、こなれ感抜群のフレーズです。

  • 実践例文

    • ソムリエに2種類のワインをおすすめされ、片方を選んだ時
      “Both sound great, but I’ll go with the red one.”
      (どちらも魅力的ですが、赤の方にします。)

    • 付け合わせをポテトかサラダで聞かれて
      “Fries or salad?” — “I’ll go with the salad.”

      (ポテトかサラダどちらにしますか? — サラダでお願いします。)

■ まとめ

「I want」を卒業し、「I’ll have」や「Could I get」を使うだけで、お店のスタッフからの印象は劇的に良くなります。海外のレストランでは、客のスマートな振る舞いが、そのままサービスの質(心地よさ)に直結します。